iPhoneのバッテリーがどれくらい劣化してるかほぼ正確に確認できるアプリ「Battery Life」

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iPhoneに限らずスマートフォンのバッテリーは使用状況で劣化します。簡単に言うと充電できる最大容量が減ります。iPhoneの画面の上に表示されるバッテリーのパーセンテージは現在の最大容量に対する残量ですのでここから劣化具合を判断することはできず、通常は「最近バッテリーの持ちが悪いわー」という体感で判断せざるをえません。

 このバッテリーの劣化具合をちゃんと数値で把握しようというアプリがありますのでご紹介します。

Battery Life: Your Battery Doctor

Battery Life: Your Battery Doctor

  • Nga Nguyen
  • ユーティリティ
  • 無料

上のリンクからアプリをインストールして起動します。有料版をすすめるダイアログが出た場合はCancelをタップで大丈夫です。

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そして一番初めに表示される画面でほぼ用事は終わりです(笑)。画面中ほどちょっと下に劣化具合が表示されます。

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この場合はスペック上の最大容量に対して約90%の容量を充電して使えるよ ということになります。

一応Appleの基準としては

Apple の製品保証では、バッテリーの欠陥は保証対象になりますが、通常使用による劣化は保証対象外です。 

  • お使いの iPhoneAppleCare+ にご加入いただいている場合は、バッテリーの蓄電容量が本来の 80% 未満に劣化した時点でバッテリーを無償交換させていただきます。

iPhone のバッテリーと電源 - Apple サポート 公式サイト

となっています。AppleCare+の有効期限は購入後2年ですから購入後2年で容量が80%以下というのが基準になると思います。

私のiPhone6は購入後2年2ヶ月くらい経って10%の劣化ですからほぼ正常な劣化と言えると思います。

このアプリはもう少し詳細が見られます。左上の三本線をタップして出てきたメニューの「Battery Details」をタップします。

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すると下の画面になり詳細が見られます。 

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 「Battery Health」は最初の画面に出てきた数字と一緒で「どれくらいスペック上の容量に対して劣化しているか」を表します。

「Current Capacity」は今の最大蓄電容量に対してどれくらい使っているかです。要はiPhone画面上に表示されるバッテリー残量と意味は同じですが、恐らくこのアプリが示している残量と違うと思います。実際はこのアプリが示している残量の方がより正確です。画面上に表示されるバッテリー残量はゲタ履かせられています(笑)

「Discharge Current」は今どれ位バッテリーを消費しているかが表示されます。充電中はプラスになり放電中はマイナスになります。ちなみに充電中にここの値を見ると安い充電ケーブルがいかに充電遅いか分かります。

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ということでこれだけのアプリですが、バッテリー交換を依頼したり買い換えたりの目安になると思います。ぜひ一度確認してみてください。